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鉄道ひとり旅その②

実は青森県の鉄道はほぼ全線を乗ってしまっているので、
今回どこを乗るか決められないまま、旅を迎えてしまいました。
最初、雨予報だったのが、曇りになり、前日に晴れのち曇りに変わったので、
これは海だな!と、前日のホテルの中でやっと決まりました☆

2日目、青い森鉄道からスタート!
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通学時間に重なったのですが、東北の若者は美男美女が多い!とひそかに感心。

八戸までは約90分と長いのですが、北海道内を乗っている時と違って、
景色が新鮮なので、窓の外から目が離せません!
でもロングシートなのです…腰ツイストしまくりでした、少し引き締まったかしら(笑)

八戸に到着、乗り換えたキハ48はかなり懐かしい車内♪
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扇風機、上下動の窓。いいですね~
車窓の太平洋がとてもとても美しかったです。サーフィンしてる人もいました。
横転しちゃうんじゃないか、と思うくらい、乗客は全員海側の窓にへばりつき♪
でも写真を撮ってもきれいに写らないの!なぜって…キハ48の窓が汚いから(笑)
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久慈駅に到着!
JR駅をいったん外に出てから、三陸鉄道の久慈駅に入り直し。
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冬の土日のみ運行している、こたつ列車の指定席、ラスト1席がギリギリ取れるというのでゲット!やったー!

他の人は駅弁を予約済みのようですが、私は突然なのでなし、買いに行く時間もなし、
駅内に立ち食いそば屋「リアス亭」があるけどおそばを食べる時間もなし、
でも焼おにぎりを売っていたのでそれを購入。とてもいいニオイ♪
この日はここまで接続が良すぎて、食べ物を買うヒマがありません(笑)
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こたつ列車と、ふつうの車両と、2両編成で宮古へ向かいます。
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こたつ列車の車内はこんな感じ~
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周りはみんな家族とか夫婦、カップルで、一人で参加しているのは私ともう一人の男性(鉄ちゃん)だけでした☆

四人がけのコタツを一人で、贅沢な時間です♪
あまちゃんの格好をした可愛いアテンダントさんが、車内販売や、ガイドアナウンスをしてくれます。
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途中、車内が暗くなって、この地域の民俗行事の「なもみはぎ」なもみさんが二人、登場しました。
「怠けものはいねが~」「悪い子はいねが~」
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すごい怖い顔と声なんだけど、カメラを構えると撮り終えるまでポーズして待っててくれるイイ人(笑)

あとアテンダントさんの手作りマップと乗車証明書がもらえました。
みかんはサービス。
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被災地を訪れるのは2度目。
前に来たときよりだいぶ復興が進んでいるな~と感じたけれど、
アテンダントさんの震災当時の話を聞くと、やはり胸が痛みます。

被害の大きかった島越地区、高台にあった2軒のおうち以外、約120軒の民家がすべて流されてしまったということですが、
その残った2軒のうちの1軒のお母さんが、玄関前で、両手に旗を持って、汽車にむかって思い切り振ってくれています。
こちらも車内からみんなで手を振り返します。
お母さんは、汽車が通過する時間になると外に出てきて、必ず手を振ってくれているんだそうです。
私たちのさんてつに乗りに来てくれてありがとうって。感激~☆

宮古まで行くと帰れなくなるので、残念ですが小本で降りて折り返すことに。
もちろん、ここで降りるのは私だけ、乗り込む人もいません。
小本も、復興工事が進んではいますが、特に何もないところ。
ひとり、ホームに降り立ったら、車掌さんがわざわざ降りてきてくれました。
こんなとこで降りてどうするんだろう?と心配してくださったようです。
「どちらに行かれる予定ですか?」
「残念ですが宮古まで行く時間がないので、ここから久慈に引き返そうと思います。」と答えると、
わざわざ脇にかかえたファイルから時刻表を渡してくれて、
「次の上り列車は15分程度でまいります、寒いのであそこの待合室に入ってお待ちください。
また是非さんてつに乗りにいらしてくださいね。」とにっこり。
この間、コタツ列車は車掌さんをずっと待っているわけですよ。
三陸鉄道のスタッフさんは、皆さんとてつもなく親切でした~♪

久慈からはリゾートうみねこ!
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土日だけ、普通列車としてこんな快適な車両が走っているんです!
3列の広々ゆったりシート。大きな窓からは美しい眺めを堪能できます。
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座り心地が良すぎて眠たくなっちゃいました…
デッキには、こんな掲示が。この地域ならではですね。
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青森に戻ってくると19時。焼おにぎりとみかんしか食べてない私はお腹ペコペコです!
またしてもラーメン、こちらも青森名物ですが、こんどは味噌カレー牛乳ラーメン!
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味噌とカレーと牛乳で、しかもバター乗せでしょ、どんなんなっちゃうの?と思いましたが、
これまた美味しい~♪腹ペコの私、大満足!
メニューいろいろあるのに、お客さんは全員これを食べていました(笑)
前日の煮干しラーメンとは真逆、青森県人は中間くらいのラーメンは食べないのでしょうか…?

このあとは、歩いてすぐの、青森まちなかおんせんへ!
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420円は良心的!まちなかなのに露天風呂まであり!

2日目はまだ続きがあるのですが、それは次回たっぷりと…
by yas-mid | 2015-12-16 14:18 | 鉄道 | Comments(4)
Commented by つかちん at 2015-12-17 13:50 x
ヘェ〜。三鉄すごくいいですね。三鉄はまだ乗った事ないし行ってみたくなりました。震災乗り越えて地元民に必要とされていて、地元民も盛り上げようとしている鉄道は残るべきです。こういう地元民の必要としているのが、北海道の廃線候補にはないし廃線やむなし、になってしまうんですよね。実際車あれば必要ないんでしょうし、福井みたく大渋滞になる事もないから役目は終えたのかもです。
Commented by 旅人A………雪 at 2015-12-17 20:56 x
三鉄(≧∇≦);;、小本まで行ったのですね("⌒∇⌒")、田老まであと少しだったのでしょうか?(>_<)、
三鉄が動いた時の皆様の顔、一生涯忘れる事はないです、
Commented by 旅人A at 2015-12-17 20:58 x
連投すみません、追伸、いつか乗りに行きます(≧∇≦)三鉄さん、
Commented by yas-mid at 2015-12-18 09:34
●つかちん
さんてつ、良かったよ~!会社側も、地域住民も、両想いって感じが良かった♪JR北は、会社側からの北海道の鉄路への愛情が感じられないし、地域住民も、なくなっても別にイイよ、みたいな感じだし…これじゃあどんどん廃線になっていくよね(涙
●旅人Aさん
田老まではあと2駅でした。
私も、前回の旅で宮古側には行ったけれど、南リアス線は全く手つかずの状態ですので、是非次は南リアス線に乗ってみたいです♪
旅人Aさんは絶対乗るべきですよ(^^ゞ
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